ANOUCHKAJOURNAL

ROY LICHTENSTEIN@LE CENTRE POMPIDOU

TRISTESSE CONTEMPORAINE @ La Gaîté Lyrique

パリ3区のデジタル美術館”ゲテ・リリック”で行われた、”TRISTESSE CONTEMPORAINE”(ジャーナルでも紹介しました!)のライブへ。
元オペラの劇場を現代アートの空間として蘇らせただけあり、古いものをいかしつつ最先端の設備になっています。
パリでのお気に入りの場所が1つ増えました。
エキシビジョンだけでなく定期的にライブも行われているので、是非チェックして訪れてみてください。

http://www.gaite-lyrique.net

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l’accessoire par Akatre

以前ジャーナルでご紹介した”Akatre”。パリベースで、デザイン、コンテンポラリーアート、写真、映像など多岐にわたり活動を行っている彼らの作品が、現在パリのボン・マルシェで展示されています。
テープ、封筒、クリップやサンダルなどが、彼らの手によってまったく新しい作品へと変貌します。
今後どのような作品を見せてくれるのか興味がつきません!

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AMERICAN POP ART From the John and Kimiko Powers Collection

先日訪れた、東京六本木にある国立新美術館で開催中の「アメリカンポップアート展」。
アメリカ・コロラド州を本拠地とするジョン・アンド・キミコ・パワーズ夫妻の個人コレクションを世界で初めてまとまった形で紹介する展覧会です。
アンディ・ウォーホールをはじめ、ロイ・リキテンスタイン、ロバート・ラウシェンバーグ、ジャスパー・ジョーンズら1960年代のアメリカンポップアートの巨匠たちの作品約200点!かなり見応えのある展覧会でした。
中でも、ウォーホールの「200個のキャンベル・スープ缶」、リキテンスタインの「鏡の中の少女」を間近で観れて良かったです。
アメリカの大量生産品、そして大衆文化がテーマになっているポップアートを通して、60年代アメリカのパワーが感じられたような気がします。
お薦めの展覧会です。

国立新美術館 http://www.nact.jp
会期 2013年8月7日(水)~2013年10月21日(月)

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Guy Peellaert

60年代フランスを中心に「第9の芸術」と呼ばれるほど高い表現レベルを獲得したコミック文化「B.D.(バンド・デシネ)」。
その代表的なアーティストが”ギィ・ペラート”です。
無邪気でサイケ、斬新な構図、個性的なキャラクターという作風は、J.L.ゴダールやセルジュ・ゲンスブール、ウィリアム・クラインなど当時の最先端のアーティストにも支持されていました。
代表作の1つである「PRAVDA(プラウダ)」(ヒロインはフランソワーズ・アルディをモデルとしたという説も)は、クールでスタイリッシュな魅力に溢れています!

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La Gaîté Lyrique

2011年にパリ3区にオープンしたフランス初のデジタル美術館”ゲテ・リリック”。
もとは18世紀にまで遡るオペラの劇場でしたが、現代アートの空間として蘇りました。
ここで行われるデジタル・アートの試みは、グラフィック・アートと音楽のコラボレーション、デジタル・サイネージ(デジタル掲示板)を使ったインスタレーション、ゲームのデータベース化や開発などと多岐にわたり、自由な発想で企画される「デジタル・アートの実験室」時な施設です。

地下1階、地上7階という巨大なスペースに、デジタル・アート専門の資料室、ゲームコーナー、カフェ、大ホールなどを併設し、まさにアートで遊べる空間!。古い歴史を持つパリですが、こうした新しいものを上手く融合させ進化しているのがパリの魅力の1つだと感じます。

La Gaîté Lyrique
3 bis rue Papin 75003 Paris
http://www.gaite-lyrique.net/

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Anthony Little

1960年代ロンドンに彗星のごとく出現し、あっという間にスウィンギング・ロンドンを代表する伝説のブランドとなった”BIBA”。
そのBIBAのショップ周りを飾ったのが、”アンソニー・リトル”。彼のイラストは、有機的な線で構成され、アールヌーボーに着想を得たスタイルが特徴で、とてもCOOLです!

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David Bailey

スウィンギング・ロンドンの申し子と言われた写真家デビッド・ベイリー。
スウィンギング・ロンドン(60年代中盤〜71年ぐらいまでを指します)は、ロックやファッションなどのサブカルチャーがクラシックなロンドンの街に一気にあふれかえったムーブメントで、今なお多くのデザイナーなどに影響を与えています。
ミニワンピースからはじまった大胆なデザイン、化繊を用いての色彩の実験、、世界の民族衣装からのインスピレーションを次々取り入れるなど、ストリートを席巻した実験精神はマーケティングなど関係なく、カルチャーの瞬間的な爆発を生み出しました。

そんな時代に、ハッセルブラッドにモノクロフィルムを詰め込んで、毎日のようにモデルやセレブを撮り続けていたデビッド・ベイリー。黒の背景の中に、強いストロボ光で浮かび上がる60年代のアイコンたち。
ベイリーの写真は一目でそれとわかり、スウィンギング・ロンドンの特別な空気をファッションワークとしてドキュメントした唯一の写真家と言われています。
(ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画「Blow up」。主人公のモデルとなった写真家でもあり、フランス女優カトリーヌ・ドヌーブの前夫でもあります。)

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Villa Savoye à Poissy

ル・コルビュジエが設計した、20世紀の住宅の最高作品の1つ「サヴォア邸」(1931年竣工)。
1927年にコルビュジエによって表明された近代建築に関する5原則・ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面を実現した建物です。
以前から、機会があればと行こうと思いやっと実現しました。
「空中に浮かぶボックス」のような、今見ても新しさを感じるモダンな建物で、特に2階の大きなガラスで区切られた居間と内庭は美しく、居間から見える景色はまるで別世界です。
「美しい敷地、豊かな森、草地のただ中に何にも邪魔されることなく建つオブジェ」サヴォワ夫妻が初めてコルビュジエに送った建築注文書には、このような表現がされていたそうです。

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YOKOO’S YOKOO ZOO

以前から気になっていた、横尾忠則現代美術館へ。
横尾忠則現代美術館は、兵庫県西脇市出身の美術家・横尾忠則からの寄贈・寄託作品を適切な環境で保管し、多くの人に鑑賞してもらえるように兵庫県立美術館王子分館(旧兵庫県立近代美術館)の西館をリニューアルし、2012年11月に開館した美術館です。
今開催している展示は、横尾さんの作品にたくさん登場する動物にスポットを当てた「YOKOO’S YOKOO ZOO」。
愛猫家で有名な横尾さんが描く猫や、犬やライオンなど様々な動物が様々な手法で描かれていて大人も子供も楽しめる展示でした!!
展示の中には、美術館の向かいにある王子動物園にいた動物の剥製も飾っていて、展示をさらに盛り上げています。
期間ごとに展示の内容は変更されるそうなので、気になった時に行かないといけないですね!
不思議な横尾忠則の世界、是非おすすめです♡

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