ガス・ヴァン・サント監督の最新作が公開になりました。
今回はガスの代表作でもある”グット・ウィル・ハンティング”で脚本、主演をしたマッド・デイモンが、同じく脚本、主演をしています。
共演者でもあるジョン・クラシンスキーとマッド・デイモンが共同脚本で温めてきた作品で、そこにガスが監督を頼まれた事によって実現した夢のタッグなのです。
ストーリーは新たなエネルギー源として注目されるシェールガス革命を背景に繰り広げられるヒューマン・ドラマで主人公が自分自身の人生を見つめ直していくと言う内容になっています。
私はガス・ヴァン・サント映画独特のカメラワークが好きで、数々の作品を観てきました。
今回はどんな風に魅せてくれるのか今からとても楽しみです☆
シネマティック・オーケストラのベーシスト、フィル・フランスのソロアルバム”THE SWIMMER”の中の1曲”Transition”。
リリカルなピアノの旋律から徐々にシンセやストリングスが加わり、その雄大な世界観に引き込まれます。
『6才のボクが、大人になるまで。』、原題『BOYHOOD』が11月日本で公開されます。
ただの少年のストーリーではなく、主演のエラー・コルトレーン初めとする主要キャストを12年間に渡って撮り続けた映画です。
監督はリチャード・リンクレイター。本作はテキサスが舞台になっています。
リンクレイター監督は12年間キャストを撮り続け、リアルな成長や加齢をフィルムに記録し、物語にあるアメリカ史の移り変わりも描き、日常の何気ない光景やドラマをこの作品に注ぎ込んでいます。
今年のベルリン映画祭で上映され銀熊賞(監督賞)を受賞しています。
ドキュメンタリーのようでドキュメンタリーでない映画・・・
今まで観たことのない作品に仕上がっていること間違いないですね☆
シドニー出身の5ピースバンド”Panama”
“Hopeful House Music”というテーマを掲げ、暖かく希望に満ちた80′sハウスミュージックを制作しています。
ハッピーでドリーミーな展開をしていくサウンド。クラッシクピアノのノスタルジックな演出と、透き通るような歌声がとても心地いいので是非聞いてみて下さい。
ファッションもシンプル且つ個性的でかっこいいです!
ルキノ・ヴィスコンティの映画‘ベニスに死す’(1971年)。
老と若さ、純潔と不純、芸術と自然美などの対極をテーマに、孤独な老芸術家の美少年への恋を描いた、ヴィスコンティの綿密な美意識が感じられる映画です。
ベニスの美しい街並や海辺、1911年当時のブルジョワジーの装飾豊かな帽子、華麗な衣装も観がいがあります。
霞みがかったような映像美は、独特のソフトフォーカスが美しいDavid Hamilton for Nina RICCIの香水の広告を思い起こさせました。
70〜80年代の作品ですが、ヴィスコンティ映画へのオマージュなどあるのでしょうか?
アフリカ系の父とアジア系の母を持つチャズ・バンディックのソロ・プロジェクト”トロ・イ・モア”。
Washed Outと共にチルウェイブというジャンルを築きあげました。
ファンク・ハウス・エレクトロニカを組み合わせ、独自の世界観を作り上げています。
小気味いいリズムと美しい歌声とがマッチし、ゆったり踊れそうなダンスミュージックがとても気持ちいいので是非チェックしてください。
ブランド初となる公認の映画として制作された、映画”イブ・サンローラン”(日本では2014年9月6日公開)に引き続き、もう1つのイブ・サンローラン物語”サン・ローラン”が2014年67回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映されました。
偶然にも近い公開となった2作品。監督もキャストも全く違います。
“イヴ・サンローラン”の監督はジャリル・レスペール、主演はすごく似ていると絶賛されているピエール・ニネ。
もう一方の”サン・ローラン”、監督はベルトラン・ボネロ、主演は数々の作品に出ているギャスパー・ウリエルを始め”アデル、ブルーは熱い色”のレア・セデゥと豪華な顔ぶれになっています。
2作品どんな風に描いているのか見比べてみようと思います。公開がとても楽しみです☆
カラフルでドリーミーなシンセ使いが魅力の、オーストラリア・シドニー出身”Jonti”。
どこかビーチボーイズ的に感じるのは僕だけでしょうか?とにかく聴いてみてください!
カリフォルニア出身の4人組、”ソー・メニー・ウィザーズ”。
まだ結成して短いため情報は少ないですが、一度聞いてみて下さい。
ポップでドリーミーなサウンドに、高音の歌声がとてもマッチしています。この”Inner City”もそうですが、夏に合う曲が多くこれからの季節にぴったりです。
MVやCDジャケット、ホームページも要チェックです!!
Vampire weekendやThe Drumsが好きな方は必ずハマると思います。
“her 世界でひとつの彼女” が28日から公開になってます。
監督は”マルコヴィッチの穴”や”かいじゅうたちのいるところ”のスパイク・ジョーンズ。
この作品はアカデミー賞 脚本賞受賞し、その他全5部門にノミネートされていました。
内容はAIとのラブストーリーですが、監督はsiriが生まれる前の10年くらい前にこのストーリーを考え
育ててきたようです。
そこには現代社会においてテクノロジーがもたらす人間関係の結びつきと、その反面の孤独・・・
考えさせられる内容になっています。
主演はリバー・フェニックスの弟のホアキン・フェニックス。AI役で声だけの出演のスカーレット・ヨハンソン。
観に行くのが楽しみです☆