ANOUCHKAJOURNAL

Easy Rider

1969年公開、ピーターフォンダとデニス・ホッパーによるアメリカン・ニューシネマの代表作”イージー・ライダー”。

序盤の、時計を外しハーレーダビッドソンで旅に出るシーン。何にも縛られない自由を求めているメッセージが伝わってくる、とても印象的な場面です。
ワイアットとビリーや劇中に登場するヒッピーが体現する本物の自由に対し、決められたルールの中で自由を主張する当時のアメリカの現実がリアルに描かれています。
若き日の、ジャック・ニコルソンの『自由には二つの意味がある』という言葉が、的を得ており、印象深いです。

撮影された当時はヒッピー文化が拡大している時代。奇抜な配色とパターンの衣装や、ラフで野暮ったいヘアスタイルはよりリアルに近いものだと感じます。

バーズやジミ・ヘンドリックスの楽曲も含め、この名作を見返してみてはどうでしょうか。

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