パリ装飾美術館で開催中の「ドリス・ヴァン・ノッテン-インスピレーションズ」展へ。
この展示は、ブランド創立から約30年、ドリスの歩んできた道を振り返りながら、独自の世界観を生み出すアイデアの源が楽しめる内容です。
彼のインスピレーションソースは、イヴ・クラインやダミアン・ハーストのコンテンポラリーアートから、フランシス・ベーコンやマーク・ロスコなどの画家、「時計じかけのオレンジ」や「ピアノ・レッスン」などの映画、ジャン・コクトーやデヴィッド・ボウイ、ルキノ・ビスコンティ、また装飾美術館所蔵のポール・ポワレやスキャパレリ、ディオールやバレンシアガのアーカイブドレスなどなど。
多種多様な展示は、まるでスクラップブックを観ているかのように楽しめます。
期間が延長され11/2まで行われています。
パリを訪れる機会があれば、是非足を運んでみてください。お薦めします!
Musée des Arts Décoratifs
107 rue de Rivoli
75001 Paris
http://www.lesartsdecoratifs.fr
5月のカンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した、グザヴィエ・ドラン5作目となる”Mommy”。
障害のある子どもの養育を放棄できる新しい法律が存在する世界、シングルマザーダイアンとADHD(注意欠陥多動性障害)の息子スティーブとの関係を描いた作品です。これまでより社会派な作品のようですね。
「マイマザー」「胸騒ぎの恋人たち」「私はロランス」彼の作品はストーリーの面白さはもちろん、とにかく才能を感じます。
スタイリッシュで、ウィットに富んでおり、音楽の使い方もとても良く、何度も見返したくなるシーンがたくさんあります!
このビデオクリップからも、Mommyの公開が待ちきれません。
デンマーク・コペンハーゲンにあるレストラン”noma(ノーマ)”。
nomaは英レストラン誌の選ぶ「The World’s 50 Best Restaurants」で3年連続1位の称号を得た、いわゆる世界一のレストラン。
北欧出身のシェフ、レネ・レゼピによる独創的な料理手法と、北欧の大地が生んだ素材を活かすという美しい哲学で、現在最も影響力のあるレストランとして美食界から賞賛されています。
そのnomaが2015年1月に期間限定で東京に移転、マンダリンオリエンタル東京にて店を構えるそうです。
予約の開始は6月23日から。
ぜひこの機会にnomaの壮大な哲学を体感してみてはいかがでしょうか。
Jazz Age(ジャズエージ)と呼ばれた1920時代。
F・S・フィッツジェラルドが「華麗なるギャツビー」で描いたように、誰もがジャズのリズムに熱狂し、ヘアはショートボブ、真っ赤な口紅にミニのドレスで踊るフラッパーと呼ばれた女性達がファッションをリードしました。
ハリウッドの女優クララ・ボウはその典型的イメージのスターの1人。
1927年の映画「it」の流行でit girlと呼ばれました。現在のit girlの由来となっています。
’50年代ロンドンのイーストエンドに登場したファッションTeddy Boy(テディ・ボーイ)。通称テッズ。
テディとはエドワード7世の愛称で、英国紳士の伝統的でエレガントな服装を誇張したパロディでした。
着丈の長いジャケットにスリムパンツ、リーゼントにラバーソールが定番。音楽はアメリカのロックンロール。
イギリスで初めて音楽と結びついたストリートスタイルとなり、アメリカに逆輸入されました。
エディ・スリマンのモードスタイルはまさにテッズを彼なりにアレンジしたものですね。
2000年に結成され大阪を中心に活動する、ソプラノサックス、フルート/キーボード、ギター、ベース、ドラムからなる5人組”jew’s-ear “(ジューズ・イアー)。
プログレッシブロック、ジャズ、民族音楽等を独自のセンスでコンパイルしたサウンドは、ポストロックやジャムバンドとは一線を画す新感覚のインストゥルメンタルミュージックです。
そんな彼らのライブが5/24(土)大阪肥後橋VOXXで行われます。
ANOUCHKAスタッフも大好きなバンドです。お時間ある方は是非足を運んでみてください!
http://jews-ear.com
https://myspace.com/jewsear
VOXX 〒550-0002 大阪府大阪市西区江戸堀1-15-30
Amelia Rivas(アメリア・リーヴァス)とChristian Pinchbeck(クリスチャン・ピンチベック)によるロンドンのインディーポップデュオ”エレファント”。
ドリーミーなメロディ&アメリアの個性的なボーカル、2人のルックスからもセンスの良さが感じられます。