VOGUE ITALIA N.766のエディトリアル。
ヘアー、メイク、ファッションなどすべてが素晴らしい！

少しドライなテクスチャーに、手を加えてないようなルーズな”Ann Demeulemeester”のヘアー。
ここのところ人気のポマードなどで仕上げたヘアーとは対極の、抜け感のあるヘアースタイルはこれから注目です。

オートクチュール・コレクション、Valentinoのヘアー。
正面から見るとセンターパートにウェーブでクラシックなヘアーに見えますが、バックスタイルはフラットに束ねたローポニーテール！
シャイニーな質感に毛先の崩したウェーブがモダンで美しい。束ね方もキュートです。

世界最初の百貨店と云われるパリ7区の「ボン・マルシェ」。
これまでもブライアン・フェリーやカトリーヌ・ドヌーヴをフィーチャーした企画展など、独自の視点で様々な企画展を行っていますが、今年の8月30日(土)より衣・食・住・アートに纏わる「日本」をかつてない規模で紹介する企画展「Le Japon Rive Gauche ― ル・ジャポン・リヴ・ゴーシュ展」が開催されます。

総勢100を超える日本のブランドが登場し、注目はカルチャー部門のメインゲストとしてベネッセアートサイト直島と建築家・安藤忠雄が参加。
「ボン・マルシェ」3階部分に、安藤忠雄が設計を手掛けた直島の建築が再現され、映像・ライト・音といった演出を駆使し、直島を体感できる空間が出現するそうです。

期間中パリに行かれる方は、是非足を運んでみてください。

『Le Japonrive gauche』（ル ジャポン リヴ ゴーシュ）
2014年8月30日（土）～10月18日（土）
会場：LE BON MARCHE rive gauche（Paris, FRANCE）24 rue de Sèvres 75007 Paris

今行われているクチュール・コレクションよりChristian Diorをピックアップ。
プリティ＆ピュアなメイクアップに、シルバーのアイライナーが印象的です。このアイライナーは、シルバーの接着テープをカットしたもの。
ナチュラルな中に取り入れた、人工的な質感が印象的な目元をつくり出しています！（make-up byピーター・フィリップス）

ヘアーは、一見手をかけてないようなリラックスした雰囲気がクチュールの美しさを引き立てています。
少しドライなテクスチャーに、くせ毛っぽいウェーブで全体をモダンな印象に！（hair by グイド・パラオ）

先日終了したメンズファッションウィークからRAF SIMONSのヘアー。
タイトで無造作なスタイリング、ところどころに施した長い毛が風になびいたり、顔にまとわりついたり意外性のある動きにはっとさせられます！
ウェットなテクスチャーが、さらに動きを引き立ててます。
かなり好みなヘアーです。こんなニュアンスを取り入れてみてはいかがでしょうか？
女性にもお薦めします。