ガンショット、ドラッグ、事故、死など、アンダーグラウンドなオクラホマの若者達をとらえた写真集”TULSA”(1971年出版)で衝撃のデビューを果たした写真家ラリー・クラーク。”TULSA”は後に映画「タクシードライバー」や「ドラッグストア・カウボーイ」に影響を与えたと言われています。
そのラリー・クラークの監督最新作”MARFA GIRL”は、アメリカ・テキサス州のマーファを舞台に繰り広げられる人種差別、暴力、ドラッグ、アートなどを通じ、思春期の子供達と成長した大人達を描いた映画。ローマ国際映画祭作品賞受賞。ロードショーの予定は無く、現在彼のウェブサイトで配信中です。
www.larryclark.com/marfagirl
今回も楽しみだったドリス・ヴァン・ノッテン。
1930年代にアメリカを熱狂させたダンスペア、フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースからインスピレーションを受けたコレクション。
ヘアーは、サイドパートで額からサイドへ流れるウェーブが印象的。ややウエットな質感と、コンパクトなシルエット、そして適度に崩したラフさがクラシックになりがちなデザインをコンテンポラリーに魅せています!
まるでにわか雨にでも打たれたかのような、ウエットなヘアーはミラノコレクション、プラダのヘアー。
カーディガンをワンピースの中にレイヤードし、はだけさせるなどの斬新なスタイリングを、崩したヘアーで見事に引き立てています!メイクアップは、リップ、アイメイクを少し滲んだ感じに仕上げ、リッチ&プアーなコントラストが表現されています。
TOPSHOPとのコラボレーションも話題の、現在ロンドンでもっとも注目されている若手デザイナーJ.W.ANDERSON。
ヘアーは、ジェルで固めたようなパリっとしたウエットな質感。今回のルックにも見られる、直線的なパーツを組み合わせたようなバングスが幾何学的なムードを醸し出しています。バングスの長さも計算されてます!
「ハーパース・バザー」や「ヴォーグ」等のファッション誌を中心に、第一次、第二次世界大戦を挟んで活躍した、アーウィン・ブルーメンフェルド(1897-1969年)の国内初の個展が東京都写真美術館で開催されます。
欧米ではファッション・ポートレイト全盛期の旗手としてパリのポンピドゥー美術館、ロンドンのバービカンセンターの個展などで高い評価を得ているブルーメンフェルドですが、重要な作品が各国の美術館に散在していることから、これまで日本国内で全貌を紹介する機会がなかったようです。
今回の展覧会は、1930年代のヴィンテージ・プリントや作家自身が選出した名作100点、カラー復元された美しいファッション写真などが集められ、構成された約300点(資料含む)の作品群が紹介される貴著な機会。
シュルレアリスムからヌード、ファッションまで網羅し、多くの写真家に影響を与えたブルーメンフェルドの表現。その一方で、二つの世界大戦に翻弄され、時代に応じて活動の場を選択せざるを得なかった側面を通して、美しい表現の根底にある美の秘密が垣間みれる展覧会です。
アーウィン・ブルーメンフェルド:美の秘密
会期:2013年3月5日(火) ~ 2013年5月6日
会場:東京都写真美術館
住所:東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
Photographer Toshiya Akimaru
Hair Eiji Nakagawa at ANOUCHKA
Make-up Miyuki Sasaki at ANOUCHKA
Karen Walker
NYコレクション”カレン・ウォーカー”のヘアー。無造作にとられたパート、ルーズなウエーブがポップなアイウェアも引き立ててます。こんなルーズなパーマスタイルもおすすめです!毛先のカールを弱めることで、微妙なニュアンスを出すことも可能です。お気軽にご相談ください。
イタリア出身の写真家であり映像作家のフローリア・シジスモンディ。1979年に解散した伝説のガールズロックバンド 『ランナウェイズ(The Runaways)』 を描いた映画でメガホンを撮ったほか、デヴィッド・ボウイ、ビョーク、ザ・キュア、ホワイトストライプス、マリリン・マンソンらのミュージック・ビデオで知られています。この作品はシガー・ロスの映像プロジェクト”Mistery Film Experiment”のためにつくられたもの。
エル・ファニングが演じる少女サラと死に直面しているジョン・ホークスが演じるその父親のストーリー。
シガー・ロスの曲と映像、ストーリーに見入ってしまいます。エル・ファニングのファッション、ヘアー、メイクが効いてます!
Marc By Marc Jacobs
ビッグシルエットのウェーブヘアーが特徴的なマークbyマークジェイコブス。
テーマは”40s meets 70s”。70年代風の細かいウエーブに、フェイスラインのクラシックなウエーブが新しい。
ワイルドなのにエレガント!
時にはこんなビッグシルエットも良いのではないでしょうか?