2007年にValentin Abad、Julien Dhivert 、Sébastien Riveronによってパリで設立された”Akatre”。
彼らの活動はデザイン、コンテンポラリーアート、写真、映像など多岐にわたり、人を題材にした作品の多くは、顔や頭がいろいろなもので覆い隠されています。また、髪の毛を扱う作品もいくつかあり、個人的にすごく興味をそそられます。
アート、ファッション、適度にポップでユーモアも感じられ、とてもパリっぽい。。。要注目です!
アーティスト・田村友一郎の作品”NIGHT LESS”。この作品は全編がグーグルストリートビューの画像を繋いでつくられたロードムービー。舞台は、ネブラスカ、千葉、アラスカ、ポルトガル、マルセイユ。見る側は、元来物語がないはずの映像にいつのまにか物語を感じてしまいます。
撮影しないでつくられた映画は、果たして映画といえるのでしょうか?
Thakoon
コラージュのようなThakoonのヘアー。直線的なヘアピースを、シンプルにまとめたヘアーに貼付けています。
ブルーのシャープなアイメイクも見事にマッチ。印象に残るヘアメイクです!
オランダ・アムステルダムを拠点に活動する写真家、ポール・コイカー。
フェティッシュで幻想的な写真は、ハンス・ベルメールを想起させます。特に写真集”SUNDAY”は赤やピンクの背景に白い裸体が映える、センセーショナルな作品。
「いつまでも自分を探し続ける人へ ともに歩く靴を贈りたい 靴として美しいか、存在としてクレイジーか そのふたつの軸を揺るぎないものとしている」をコンセプトに靴を手掛ける、野村 知紗さんの”VERO TWIQO”。
昨年撮影で彼女のアトリエを訪れる機会があり、オーダーで丁寧につくられる靴、オリジナリティ溢れるデザインに触発されました。アトリエもすごく雰囲気があり、どこにもない彼女ならではの空間です!
定期的にアトリエをオープンする”ウィークエンドの靴屋”も行われています。ご興味のある方は、是非。
VERO TWIQO http://verotwiqo.com/
女優”菊池凛子”が監督・脚本・主演を務めるショートフィルム「MEMORY OF AN ARTIST~芸術家の記憶~」。
このショートフィルムは、今年25周年を迎えるzuccaのキャンペーンの一貫として発表されます。
幻想的な景色、魅惑的なストーリーと映像でzuccaのメッセージを表現する作品になっているようで、とても気になりますね。ちなみにキャンペーン全体のクリエイティブディレクターには、アヌーシュカポスターも制作してもらっている千原徹也氏(れもんらいふ)が起用されています。
完全版は、3/27〜ポップアップストアで公開されます。
VIKTOR & ROLF
すべてモノトーンのルックで、シックに大人の可愛らしさを提案したヴィクター&ロルフのコレクション。
ヘアーは月桂樹のようなソフトな編み込みが、イノセントでキュート!
ヘアーはLuigi Murenu 。
Photographer Toshiya Akimaru
Hair Eiji Nakagawa at ANOUCHKA
Make-up Miyuki Sasaki at ANOUCHKA
ニューヨーク、メトロポリタン美術館で5/9〜8/14まで行われる”PUNK : CHAOS TO COUTURE”展。
1970年代初頭におこったパンク・ムーブメントは、、それまでのファッションのルールを打ち破り、ハイファッションにも影響を与えました。
展覧会のインスタレーションでは、1994年にエリザベス・ハーレイが着用して話題となった、ジャンニ・ヴェルサーチのデザインによる安全ピンのドレスをはじめ、パンク時代に触発されたオートクチュールとプレタポルテのコレクションより、メンズとレディス合わせて100点がフィーチャーされる予定。「ヴェルサーチ」のほかに展示されるブランドには、「アレキサンダー・マックイーン」「ドルチェ&ガッバーナ」「ロダルテ」「マーク ジェイコブス」「アレキサンダー ワン」などがラインアップされるようです。
パンクの”do-it-yourself”、クチュールの “made-to-measure”、それぞれの異なる概念の比較が興味深い展覧会です。