おそらく映画史上語り継がれるであろうシーンです!
レオス・カラックスの映画”汚れた血”の中で、主演のドニ・ラヴァンがデビッド・ボウイの”モダン・ラヴ”をバックに、パリの街を疾走するシーン。何度観てもすばらしい!
「ボーイミーツガール」「汚れた血」「ポンヌフの恋人」で知られるフランスの映画監督レオス・カラックスの新作”ホーリー・モーターズ”がまもなく公開されます。
オムニバス「TOKYO!」(2008)以来4年ぶり、長編では「ポーラX」(1999)以来13年ぶりに手がけた監督作。
新作は、生きることの美しさへの渇望に突き動かされる主人公オスカーが、富豪の銀行家、殺人者、物乞いの女、怪物など、年齢も立場も違う11人の人格を演じながら、白いリムジンでパリを移動し、依頼主からの指示を遂行していく姿を実験的な映像とともに描き出していく物語。公開は4/6〜。
恐るべき子供、ジャン=リュック・ゴダールの再来、危険な完全主義者、呪われた映画作家。。。と言われた、カラックス。僕の大好きな映画監督でもあります。過去の作品も素晴らしいので、是非観てください。
アイルランド出身、2011年に結成された4人組のバンド”ザ・ストライプス”。なんと平均年齢15歳!’50~’60年代ブルース~ロックンロールのアグレッシヴなカバー曲とオリジナル曲を交えたライブでUKのミュージシャンがこぞって絶賛している注目株。勢いを感じます。
いよいよソフィアコッポラの最新作”The Bling Ring”のトレーラーが公開になりました。
今回は主演にエマ・ワトソンを起用し、実際にあった10代の女の子たちの窃盗団を題材にしたものです。
アメリカでは6月に公開が決まっていますが、日本での公開はまだ未定だそうです。
早く観たいですね!!
女優”菊池凛子”が監督・脚本・主演を務めるショートフィルム「MEMORY OF AN ARTIST~芸術家の記憶~」。
このショートフィルムは、今年25周年を迎えるzuccaのキャンペーンの一貫として発表されます。
幻想的な景色、魅惑的なストーリーと映像でzuccaのメッセージを表現する作品になっているようで、とても気になりますね。ちなみにキャンペーン全体のクリエイティブディレクターには、アヌーシュカポスターも制作してもらっている千原徹也氏(れもんらいふ)が起用されています。
完全版は、3/27〜ポップアップストアで公開されます。
アヌーシュカ・プレイリストからお薦めのアルバムをご紹介します。
Christopher Owens/Lysandre
元ガールズ、クリストファー・オーエンスのファーストアルバム。映画のサウンドトラックのような物語性のある美しいサウンドです!
Suuns/Images Du Futur
カナダ、モントリオール出身の4人組”Suuns”の2ndアルバム。サイケデリックな感じの、サウンドは癖になります。特に”Edie’s Dream”はおすすめです。
COLETTE KIDS/V.A
毎回いろんなテーマで楽しませてくれる、パリのコレットのコンピレーション。今回はKIDSです。ポップでキッチュなサウンドは、ハッピーな気分になります!なんとジャケットはパズルになっていて、コレットのセンスを感じますね。
PASSION PIT/Gossamer
アメリカ出身の5人組エレクトリック・ポップバンド”PASSION PIT”。きらきらしたキャッチーなサウンドはこれからの季節にぴったりです!
ガンショット、ドラッグ、事故、死など、アンダーグラウンドなオクラホマの若者達をとらえた写真集”TULSA”(1971年出版)で衝撃のデビューを果たした写真家ラリー・クラーク。”TULSA”は後に映画「タクシードライバー」や「ドラッグストア・カウボーイ」に影響を与えたと言われています。
そのラリー・クラークの監督最新作”MARFA GIRL”は、アメリカ・テキサス州のマーファを舞台に繰り広げられる人種差別、暴力、ドラッグ、アートなどを通じ、思春期の子供達と成長した大人達を描いた映画。ローマ国際映画祭作品賞受賞。ロードショーの予定は無く、現在彼のウェブサイトで配信中です。
www.larryclark.com/marfagirl
NYのストリートキッズの生態をドキメンタリータッチで描いた、写真家ラリー・クラークの初監督作品(1995年)。
私が最初にクロエ・セヴィニーを知るきっかけとなった映画です。
ショートカットのクロエがとても可愛いので、ショッキングな内容にもかかわらず、何度も観たくなる映画です。
制作総指揮は、これまた大好きな ガス・ヴァン・サント。
脚本は当時クロエのパートナーでもあった、ハーモニー・コリンです☆