KATE MOSS BY MARIO TESTINO
2011年に出版された、ファッションフォトグラファー・マリオ・テスティノ撮影のケイト・モス写真集。
マリオ・テスティノは1954年ペルーで生まれ、経済学、法律、国際関係を学んだ後、1976年突然カメラを片手にロンドンへ。
独学で写真を学びファッション写真家を目指します。下積みで長い間腕を磨き90年代に入ると彼のスタイルは時代に受け入れられ、米、英、伊、仏版ヴォーグ、バニティ・フェアといった一流紙で活躍すると同時に、グッチ、イヴ・サンローラン、ヴェルサーチ、ラルフ・ローレン、バーバリー、カルバン・クラインなどの広告を撮影。
ケイト・モスとの親交も深く、この写真集ではデビュー間もない頃やオフステージなど、普段目にする事のできないケイトの素顔が垣間みれます。
マリオ・テスティノはケイトの魅力について「スタイル、テイスト、ライフスタイル、ユーモア、優しさ、創造力、美しさ、それと絶えず変化していること。それが写真に特別なものを与えてくれる」と語っています。
PLAYBOY:60th Anniversary
1953年にアメリカ・シカゴで創刊され、ラビットヘッドのロゴでも親しまれている「プレイボーイ」。
表紙にKATE MOSSが起用された、60周年を記念したメモリアルイシュー。
撮影は、気鋭のフォトユニットMert Alas & Marcus Piggott(マート・アトラス&マーカス・ピゴー)が担当し、とてもスタイリッシュでモードな写真に!
改めてKATEの魅力を感じずにはいられません。
アヌーシュカ・ライブラリー 2月はケイト・モスをフィーチャー。
ご来店の際は是非ご覧ください。
・KATE MOSS BY MARIO TESTINO
・PLAYBOY:60th Anniversary
・ANNA BAUER:Backstage
Le colette No1,2,4
Parisのセレクトショップ”Colette”のFree Zine。
これらのZineは2003年からつくられ、その時々のコレットの気分が反映された、とても楽しい内容になっています。
2000年代のデザイン、カルチャーが感じられるクオリティーの高いZineです!
残念ながらい今は作られてないようですので、是非ANOUCHKAでご覧ください。
Paolo Roversi:Secrets
Fotografiska美術館で2013年10月に行われたパオロ・ロベルシの展覧会の際リリースされた作品集。
パオロ・ロベルシは1947年イタリアに生まれ、20歳の時にポートレート写真家としてデビュー。
1973年パリに移住し、1980年には8×10のポラロイドフィルムを使用しはじめ、ロベルシのスタイルが確立されていきました。
以来クリスチャン・ディオール、クロード・モンタナ、イブ・サンローラン、コムデ・ギャルソン、ヴァレンティノなどの広告写真、マリー・クレール、ヴォーグ、エルなどの世界各国のファッション雑誌でも活躍中です。
その古い絵画のような詩的なポラロイド作品は、多くの写真家に影響を与えています。
AVEDON: WOMEN
リチャード・アヴェドンの60年以上のキャリアの中から、ハーパースバザーやヴォーグなどの象徴的な作品〜未発表の作品を抜粋した作品集。
とにかく素晴らしいの一言です!是非ご来店の際には、手にとってご覧ください。
アヌーシュカ・ライブラリー1月のお薦めはこちらの3冊です。
・Avedon:Women
・Paolo Roversi:Secrets
・Le colette No1,2,4
Irving Penn/A Career in Photography
20世紀ファッション写真の第1人者である、アーヴィング・ペン(1917-2009)。
シンプルなグレーや白の背景、自然光を巧みに取り入れモデルを効果的に配置した写真は非常に美しく、特に女性のエレガントで曲線的なシルエット(まるで植物のよう!)は芸術的です。
この作品集は、1997年シカゴ美術館での展覧会の際に出版されたもので、VogueやHarper’s Bazaarでのファッション写真はもちろん、ポートレイト、ニューギニアやペルーなど先住民の写真を撮影したもの等が収録されています。
LES ANNÉES 80
1980年代フランスのアート、ファション、写真、建築、家具などのカルチャーをまとめた作品集。
シャネルのデザイナーに就任したばかりのカール・ラガーフェルドの作品、写真家ピエール&ジル、アンリ・シリアニの建築、モダン80と題されたページにはユニークな家具が並びます。
80年代の表現の豊かさを再認識することができる1冊です!ご来店の際には、是非ご覧ください。
WIM WENDERS / Journey to Onomichi
「ベルリン天使の詩」「パリ・テキサス」などで知られるドイツを代表する映画監督ヴィム・ヴェンダース。
この写真集には、彼が敬愛する小津安二郎の「東京物語」で老夫婦が暮らす町、尾道に滞在した際に撮影された写真24点が収められています。
ヴェンダースと言えばロードムービーが印象的ですが、ここに収められた写真もロードムービー的な視点が感じられます。
尾道を訪れたくなる、お勧めの写真集です。