2010年にアーティスティック・ディレクターにギョーム・アンリが就任し、注目のCARVEN。
2013年SSコレクションでは、随所にアールヌーヴォーを意識した曲線的なラインが印象的。
ヘアーは、フェイスラインはサイドパートでタイトに、バックはクラシックなウェーブ。
特徴的なのは、服とリンクさせパートを曲線でとっているところ!シンプルなヘアーがより引き立ちます。艶のあるタイトな部分と、少しドライな質感のウエーブとのコントラストも素晴らしい!是非、取り入れてもらいたいバランスです。
イメージは’80年代後半~’90年代前半のロックヘアー。
ツーブロック+パーマで、ラフでこなれたデザイン性のあるヘアーに!
写真のように、片方を耳にかけタイトにすることでアシンメトリーなバランスも楽しめます。
スタイリングはBAXTER OF CALIFORNIAのハード・ウォーター・ポマードで、絶妙なウエット感を出してます。
最近のトレンドカラーでもあるブルー、グリーン。
ヘアーもブルーにすごく惹かれます。フランス人女優Léa Seydoux(レア・セドゥ)♡
なんてかわいいんでしょう♡♡
“ミッドナイトインパリ”でも気になっていた女優さん、
ただいま撮影中の映画”Le Bleu est une couleur chaude”でヘアーをブルーに染めてます。
こんなモードなカラーリングもオススメしたいですネ。
伸ばしてる途中でもアレンジを楽しめるよう、フェイスラインをラウンドにボブっぽくカット。
アシンメトリーになっているので、パートをちょっとずらすだけで違う印象に変化します。
髪の毛って動くので、こういうさりげないニュアンスがでるデザインが好きです。
カラーは、ブルーアッシュをベースにチェリーピンクを内側にオン!
デザインにエッジを効かせつつ、束ねた時にも楽しめるデザインです。
年末に向けて、徐々にご予約も取りづらくなってきていますので、
お早めのご予約をお待ちしてます。新年を新しいヘアーで迎えましょう!
MIU MIU, PRADAのコレクションヘアー。
MIU MIUはどこか1940~50年代のニュアンスが感じられるコレクション。
ベリーショートな直線的なバングスに、サイドを耳に掛けたヘアースタイル。
ポイントは、サイドの髪をバングスの境目に流してかぶせることで、
立体感を出し、よりフェイスラインを美しく引き立てています。
PRADAは、直線的なライン、菊をあしらった刺繍などジャポネスクなムードたっぷりのコレクション。
マリークワント的なポップな要素を日本風にアレンジしているようにも見えます。
ヘアーは、ラフな動きのあるショートヘアーに見えますが、
バックはフレンチなアップスタイル。ミックス具合がすばらしい!
リアルなバングスは、ミウッチャのリクエストだそう。
彼女のコレクションには、これまでもさまざまなバングスのヘアーが登場し、次回もファッションとともに注目です。
Hair : Guido Palau
モード感のある前下がりボブに、ラフな動きをつけて無造作でソフトな印象に。
女性らしさもひきたちます!
サイドパートにして片方のサイドを耳にかけることで、アシンメトリーなデザインも楽しめるボブスタイルです♡
気になったのは、ドリス・ヴァン・ノッテンのヘアー。
ファッションは、チェック柄にドリス得意のシルクスクリーンの美しいフラワー
プリントの透けるレイヤードが印象的なルックの数々。
ヘアーは、根元にメイクブラシを使ってダークなアイシャドーを。イメージソースはカートコバーンとコートニーラブ。
センターパートのラフなウエーブと、根元のダークカラーでグランジ感が表現されています。
ハイトーンカラーをベースに、あえてパートの根元にダークなカラー、または逆にヴィヴィットなカラーをするのも新鮮です。
地毛とは違うニュアンスのカラーを入れるのがポイントです。トライしたい方は、アヌーシュカスタッフまで。
ドリスのコレクションは、マスキュランとフェミニン、グランジとクチュール、
相対するもののバランスが、とにかく美しくかっこいい!