ナチュラルな生き方がパリジェンヌらしい、モデルで音楽プロデューサーもこなしCHANEL、LANCOMEのミューズでもある”Caroline de Maigret”(カロリーヌ・ド・メグレ)。
親が貴族ということもありとても品のある佇まいで、さりげなくスタイリッシュなファッションはお手本にしたいくらいです。
ノームコアの達人だけど、セクシーな着こなしは彼女の雰囲気がプラスされてこそなんでしょうね。OGURA
ss2015のMarc by Marc Jacobsのキャンペーン・ヴィジュアルがとても目を惹きます。
モデルはソーシャルメディアを使ったユニークなキャスティングで世界中から選ばれた11人で、これは世界的に大人気アプリ、インスタグラム募集を募り、約7万人の中から選ばれた11人なんです。
Photographerはデヴィッド・シムズ。インパクトのあるグラフィックに、Guido Palauによるモデルの個性を強調したヘアーも躍動感があってかっこいいですね。
80年代既存のファッションに対抗するため、ロンドンで結成されたクリエイティブ集団”BUFFALO(バッファロー)”。
そのバッファローの中心的存在がスタイリストのレイ・ペトリ。
彼の独創的なスタイリングは、テーラード、デザイナーズブランド、民族衣装、スポーツウェア、時代衣装、サブカルチャースタイル、ストリートファッションなど様々な要素を取り入れた全く新しいもの。
また男性にスカートを履かせるという彼の発想は、ジャン・ポール・ゴルチエに影響を与え以後ゴルチエの新作には度々スカートが登場するようになりました。
ペトリ率いるバッファローは、現代のカルチャーシーンに影響力を持つクリエイターを大勢輩出しただけでなく、スタイリストという職業をファッションを表現する上で必要不可欠な存在へと高めました。
Viktor&Rolfのクチュールコレクションは、ヴァン・ゴッホの絵画がインスピレーション。
彼らにしか表現できない世界観に圧倒されます。
ヘッドピースはゴッホの最晩年の作品「カラスのいる麦畑」へのオマージでしょうか。
今シーズンのディオールは、ひときわ心を奪われました。
ホワイトスーツに花柄のスカート、ワンピース、どこかノスタルジックな雰囲気の中に、ウエストマークでメリハリをつけたところも新鮮でとっても可愛いです。
ラフ・シモンズは18世紀の服飾をモダンにアップデート。古き良き伝統と新しいデザインの融合が本当に素晴らしいですね。