ANOUCHKAJOURNAL

DRIES VAN NOTEN – INSPIRATIONS

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Zaria Forman

この作品は、ブルックリン在住の”ザリア・フォアマン”によるもの。
彼女は写真家ではなく画家です。

彼女の指によって描かれた絵は、まるで写真と見間違えるような繊細なタッチで、写真以上に迫力があるような気さえしてきます。
グリーンランド北西沿岸を描いたこの絵には、地球温暖化による急速な氷河の融解を世界に伝える意図もあります。

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Miaz Brothers

イタリア・ミラノ出身のロベルトとレナト兄弟によるアートユニット”Miaz Brothers”。

彼らが描くのは肖像画。大きなキャンバスにスプレーで描くという今までに無かった手法で描かれたその絵は、霧がかかったように描かれていて、見る人によってはストレスを感じるようなとても抽象的な作品になっています。
そのぼやけた演出によって見えそうで見えない人々の表情や、ビビッドな髪色も普通と違う見方ができ、興味深く、思わず見入ってしまいます。

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noma

デンマーク・コペンハーゲンにあるレストラン”noma(ノーマ)”。
nomaは英レストラン誌の選ぶ「The World’s 50 Best Restaurants」で3年連続1位の称号を得た、いわゆる世界一のレストラン。
北欧出身のシェフ、レネ・レゼピによる独創的な料理手法と、北欧の大地が生んだ素材を活かすという美しい哲学で、現在最も影響力のあるレストランとして美食界から賞賛されています。
そのnomaが2015年1月に期間限定で東京に移転、マンダリンオリエンタル東京にて店を構えるそうです。
予約の開始は6月23日から。
ぜひこの機会にnomaの壮大な哲学を体感してみてはいかがでしょうか。

http://noma.dk/japan/

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Gerhard Richter

現在、世界で最も注目を集める芸術家の一人、ゲルハルト・リヒター。
彼の作品は写真を描くフォトペインティングや抽象絵画等さまざまな作品がありますが、中でも注目したいのが2006年にドイツのケルン大聖堂の南側翼廊にデザインされたステンドグラス。
コンピューターによりランダムに配置されたこのステンドグラスは全部で11500枚、72色の正方形のガラスからなり、光の入り方でさまざまな色彩の変化を見せます。
古い歴史を感じるゴシック様式の大聖堂に、近代的なモザイク様式がデザインされ、その組み合わせがゆえに賛否両論あるこちらの作品ですが、大聖堂に来る多くの人々を惹き付けています。

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Ludwig Mies van der Rohe

ミース・ファン・デル・ローエはドイツ出身の建築家で、近代建築の三大巨匠の一人と言われています。

彼の代表作の一つ、ファンズワース邸は1950年にアメリカで建設されました。
「Less is more.」より少ない事は、より豊かな事。という彼の言葉通り、無駄が無く、とてもシンプルで美しい建物です。
まわりが豊かな緑に囲まれていることも、その美しさをより引き立てている一因だと思います。
季節や時間帯で様々な表情を見せるこの空間を一度、目で見て体で感じてみたいです。
SEIYAMA

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Claire Oring

アメリカ・ロサンゼルスのフォトグラファー、Claire Oring(クレア・オリング)。

神話や詩、古典絵画などから得たインスピレーションで撮影することが多いクレア。
伝説や神話を主体に、アナログな質感を出しつつガーリーさをプラスしているため新しい世界観が広がっています。
写真だけでなくイラストや映像も手掛け、それらをミックスした作品も多いです。

アーバン・アウトフィッターズなどストリートブランドとの仕事もしているので、これから目にする機会が増えるかもしれませんね!

http://www.claireoring.com/

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Ina Jang

この独創的でインパクトのある作品はフォトグラファーのIna Jang(イナ・ジャン)のもの。
1982年に韓国で生まれた彼女は、東京・NYで写真を学び、現在NYで活動しています。
コンテンポラリーアートとして写真作品を発表し、2011年には、フランスのイエール国際モード&写真フェスティバルで入賞した経歴をもっています。

彼女の作品は、被写体の顔をカットアウトしていたり、顔を何かで隠している作品が多く、顔が認識出来ないことで見る側は自身と重ねる事ができ、作品に普遍性をもたらします。素材や形、色などにも注目がいき、言葉や国を超えて作品が伝わりやすくなります。

パステルカラーやヌードカラーなどを用いるのは「色の名前が特定出来ないような色は、イメージに名状しがたい曖昧さを与えるために」という計算のもと使われています。
アートとファッションの境界がなくなってきている中で、彼女は作品を通して「曖昧なアイデンティティ」を表現しています。

写真、ドローイング、グラフィックデザインすべてが融合した作品を今後どのように進化させてくれるのか、すごく楽しみなフォトグラファーのひとりです!

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KENGO KUMA

世界的に注目される日本人建築家の1人、隈研吾。
日本の伝統木工技術である、釘や接着剤を使用せずに木を組む組子、そのひとつ地獄組を3次元に用いた木の建築で有名です。
身近な所では、スターバックス太宰府表参道店もこの地獄組の建築。
自然派ながら存在感を放つモダンで凛とした建築は、日本人ならではの魅力に溢れていると感じます。

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DENMARK

ベルギーのアーティスト「DENMARK」。
彼の作品に使用されるのは、情報化社会の象徴としての新聞、さまざまな雑誌、本などの印刷物。
それらをカットし、ボトルやビニール袋に記憶として密封したり、圧縮または氷の中に保存する事で、私たちが過剰に生産し続けている行為を記号化して示している。

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