ル・コルビュジエが設計した、20世紀の住宅の最高作品の1つ「サヴォア邸」(1931年竣工)。
1927年にコルビュジエによって表明された近代建築に関する5原則・ピロティ、屋上庭園、自由な平面、水平連続窓、自由な立面を実現した建物です。
以前から、機会があればと行こうと思いやっと実現しました。
「空中に浮かぶボックス」のような、今見ても新しさを感じるモダンな建物で、特に2階の大きなガラスで区切られた居間と内庭は美しく、居間から見える景色はまるで別世界です。
「美しい敷地、豊かな森、草地のただ中に何にも邪魔されることなく建つオブジェ」サヴォワ夫妻が初めてコルビュジエに送った建築注文書には、このような表現がされていたそうです。