ANOUCHKAJOURNAL

SAWADA MANSION

沢田マンションは、1972年高知県高知市に鉄筋コンクリート建築を専門職としたことの無い夫婦によって建てられたマンションです。
大工としての経験がない夫の沢田嘉農は、図面は頭にあると言い、きちんと製図せずに工事を進めていったというから驚きです。当時の役所はそこまで厳しくなかったので実現することができましたが、今の時代では考えられませんね。

地下1階地上5階建て(一部6階)で、入居戸数約70世帯、約100人が居住しているそうです。
白を基調とした外観からはまるで素人が手作りで仕上げたとは思えないデザイン性を感じます。
増築に増築を重ねた外観から、軍艦島とともに「日本の九龍城」とも呼ばれています。一度観に行きたい建築の一つです。

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