世界で最も予約を取りにくいデザイナーズルームのひとつSASロイヤルホテル606号室。
コペンハーゲンにある「SASロイヤルホテル(現ラディソンブルーロイヤルホテル)」は、デンマークを代表する建築家、デザイナーのアルネ・ヤコブセンが、建築からインテリアまですべてを手掛けたホテルです(1960年)。
家具デザイナーのイメージが強いヤコブセンですが、デンマークでは建築家として認識されており、彼の哲学、美意識が最も凝縮されたプロジェクトがこのホテルといわれています。
そんなヤコブセンの細部にわたる美意識を感じられるのが、創業当時のインテリアを唯一保っている「606号室」。
ブルーグリーンをベースにしたこの部屋は、僕たちがイメージするコペンハーゲンのイメージそのものでは?
一度は訪れてみたいホテルです。