アイルランドのフォトグラファー”リチャード・モス”。
世界であまり知られていないコンゴ民主共和国での紛争を一人でも多くの人に伝えるべく、特殊な赤外線フィルムを使う事により、独特な色彩を表現しました。
感じ方は人それぞれかもしれないですが、広大な自然が異様な色に変化している写真は、正直とても美しい景色だと思ってしまう。しかし、ここでは何百万人という人が犠牲となってきました。
そういった両極端の意味を持つ写真をアートとし、見た人に少しでもこの事実を認知してもらい、学んでもらう事が彼の写真の意図です。
とても考えさせられる写真です。