ANOUCHKAJOURNAL

Hilma af Klint

スウェーデンの女流画家”ヒルマ・アフ・クリント”(1862-1944)。
昨年訪れたベルリン・ハンブルガーバンホフ現代美術館で開催されていた展覧会は彼女の回顧展ということもあり、素晴らしいものでした。

ヒルマ・アフ・クリントは1862年、スウェーデン・ストックホルムに生まれ、精神的神秘的な世界を表現した抽象絵画を数多く生み出しました。
女性らしさを感じるパステルカラーの淡い色調、花や植物を思わせる形態、円や楕円、記号化された文字などが自由に組み合わせれた作品には、黒や紺などが効果的に配置され、影を感じる部分もあります。
また1908年以降の作品はより抽象性が高まり、世界や宇宙、そこでの人間の役割を説明するものへと変化しました。
こうした強いメッセージを放つ彼女の作品は、抽象絵画のパイオニアとして近年再評価されているようです。

同じスウェーデンブランドAcne Studiosの2014SSコレクションには、彼女の作品がフィーチャーされています。

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