HERMESが制作したドキュメンタリー映画。
先日のjournalで紹介したFestival des métier。そのあとに2日間限定で上映されていたのが「Hearts&Crafts」です。
1837年、パリの馬具工房として誕生したエルメス。
創業以来エルメスを支えてきた “職人” にスポットを当て、撮影されたのがこの作品です。
長年勤めている人や、まだ研修中の人まで、どういった思いで仕事に取り組んでいるのか、どういったこだわりがあるのか、
働いていて感じることなどのインタビューや、実際に工房の中でどのようにして、最高級の商品がつくられるのかをリアルに感じる事が出来ます。
革を見分ける、金属をたたく、クリスタルを磨く、ほんの数ミリを狂い無く切り取る、絶妙な色味を出す…職人さんの緊張感まで伝わってきます。
工房で働くすべての職人さんが言っていた言葉は「ここで働くことができてよかった」みんながそれぞれのこだわり、誇りを持っていて、すごくかっこいいです。
58歳の職人さんの言葉です。
「58になったから、朝起きるのはつらい。でも、仕事に行くのにつらいと思った事は無い。
今でも常に学んでいる。学ぶ事はたくさんある。」
美容の仕事にも通じることがたくさんあるからこそ、感じる事がいろいろありました。
私も見習って、常に学び向上していきたいと思います!
多くの人に見てほしい映画です。