フランスの現代アーティスト、ダニエル・ビュラン。
立体のインスタレーション作品を多数手掛け、中でも1986年にパリのパレ・ロワイヤルに設置された260本の黒白ストライプの大理石の円柱作品”Les Deux Plateaux(ふたつの舞台)”は、「現地の人間と交わってこそ価値がある」という彼の考えを象徴する作品の1つです。
1965年から描き続けられているストライプは、彼独自の論理から8.7センチに統一されています。
マーク・ジェイコブスも彼の作品にインスパイアされ、2013年SSルイ・ヴィトンのコレクションでは、ダミエ柄をグラフィカルに表現。ストライプのエスカレーターや、ダミエ柄ランウェイなど、ショーの舞台はマーク・ジェイコブスとダニエル・ビュランとのコラボレーション。