ANDY WARHOL / “GIANT”SIZE
ポップアートの第一人者として20世紀を代表するアーティスト”アンディ・ウォーホル”。
この作品集には、収集癖があったという彼の膨大な遺品、そして彼のアートに影響を与えた物・人物が集約されています。
昨年、東京の森美術館で開催されたアンディ・ウォーホル展で展示されていた遺品には本当に様々な物がありましたが、本書にはよりマニアックな物があり、中には学生時代の成績表やレストランの領収書などもあります。
彼のデザインソースになったであろうイラストやデッサン、そしてスクラップ。すべてがルーツになっていたように感じます。
ファクトリーと名付けたアトリエでの制作風景も掲載されており、キャンベルスープ等の有名な作品の制作過程を見る事ができます。
アートだけでなく、映画やロックバンドのプロデュースも務める等、マルチな才能を持つアンディ・ウォーホルの生涯が詰まった一冊です。