ANOUCHKAJOURNAL

ANOUCHKA LIBRARY APRIL 3/4

Liberte KENZO
世界で最も有名な日本人デザイナーと言われる”高田賢三”。1965年単身パリに渡り、69年には「ジャングル・ジャップ」と自ら差別用語を用い、パリでブティックをオープン。1970年パリ・プレタポルテ・コレクションにデビュー。
新しいものを多く採り入れたケンゾーは、ファッションの既成概念をことごとく打ち崩しました。花柄の多用、カラフルな色彩、世界の民族衣装も積極的に採り入れ、ペザントルックやレイヤード等、和洋折衷の妙に溢れた独自の作風と色彩の斬新さでモード界に多大な影響を与え、70年代のファッション業界をイヴ・サンローランとともに引っ張っていきました。

”Liberte KENZO”はケンゾーの1970年代後半から1980年代にかけての作品を紹介した1冊。
人形作家・四谷シモンの人形とKENZOのファッションが見事にマッチしています。また、KENZO年譜の中の当時を振り返った文章は、パリに渡った当初デザイン画を売り歩いた話、その後の成功までの心境が綴られていて、パリ好き・ファッション好きの方は必読です!

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