ANOUCHKAJOURNAL

About Shampoo 04

「シャンプーについて」第4回目は「ノンシリコン・シャンプーについて」。
昨年あたりからよく耳にする「ノンシリコン・シャンプー」。一体どういうものなのか、わからない方も多いと思います。

シリコンとは、化学的に合成されたコーティング剤の一種で髪に皮膜をつくり、サラサラでつやのある髪に見せることができます。
シャンプーに配合される場合は、髪の指通りを良くする為に配合されています。また、シリコン自体は安全性の高い成分と言われています。一方で、シャンプーによってはその皮膜でパーマやカラーが浸透しにくくなったりするケースも見られます。

では、なぜ今「ノンシリコン・シャンプー」なのでしょうか?
ここ数年のオーガニック製品の登場により、「シリコン=良くない」という風潮が出始めたことに対して各メーカーが対応した結果ではないかと思われます。

本来シャンプーの目的は、「頭皮をやさしく洗浄し、清潔に保つこと」です。
頭皮から考えると、シリコンは必要ありません。大切なのは、洗浄成分です。これについては、また次回お伝えしたいと思います。

私たちは、シリコンの入っていないシャンプーの方が好ましいと考えています。ただ、シリコンが入っていないから良いシャンプーだとは一概には言えません。
シャンプーは毎日使用するものですので、身体にも環境にもやさしい成分の製品をお勧めします!

※シャンプーなどの裏面には、成分表示があります。上から順に多く配合されているものが表示されています。シリコンは、ジメチコン、シクロメチコン、シリカ、シリル、シロキ、シランなどと書かれていますので参考にしてみてください。

※ほとんどのコンディショナー、トリートメント、ヘアオイルなどにはシリコンは配合されています。一口にシリコンと言っても、髪に残りやすいもの〜残りにくいものまで様々です。(表示を見ただけでは判別はむずかしいようです。)
手触りを良くし絡まりを防ぐことで、摩擦からのダメージは防いでくれる効果はありますが、ダメージを修復する効果はありません。

about Shampoo 01〜03はこちらからご覧になれます。
http://anouchka.jp/journal_archives/about-shampoo-01/
http://anouchka.jp/journal_archives/about-shampoo-02/
http://anouchka.jp/journal_archives/about-shampoo-03/

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