カール・ラガーフェルドが「黄金の手」と称したトップメイクアップアーティストのstephane marais(ステファン・マレー)。
主に90年代に彼が自ら施したメイクを撮りためてきたポラロイドをまとめた作品集がこの「Beauty Flash」(2001年)です。
20年代調や50年代調のメイク、幾何学的なラインやペイント的な手法のメイク、美しいグラデーションのミニマムなメイクなど、彼のメイクアップの表現力は本当に素晴らしい!一見奇抜に見えるメイクアップも、エレガンスが漂うステファン・マレーの世界観を感じてみてください。
リンダ・エヴァンジェリスタなどのトップモデルたちが皆、当時ショーの時はバックステージで彼を探してメイクをしてもらうほど信頼されていたことが、写真の表情からもうかがえます。
世界的なイギリスの帽子デザイナー”Stephen jones” スティーブン・ジョーンズ。
ファッション雑誌やコレクションで目に留まるヘッドドレスは、ほとんどが彼のものといってもいいかもしれません。
1970年代のパンクやストリートファッションまっただ中のロンドンで技術を学び、80年代に自身のサロンをオープン。
マドンナ、ボーイ・ジョージ、ダイアナ妃などを顧客に持ち、世界中のデザイナーともコラボレーションしています。(ジョン・ガリアーノ、ディオール、コムデギャルソン、マーク・ジェイコブス、ヴィヴィアン・ウエストウッドなど)
かつてジョン・ガリアーノをして「彼の帽子が無いランウェーショーなど考えられない」と言わしめた話は有名です。
また、美術館で展覧会を開催したり、帽子デザイナーで初めての大英帝国勲章を授与されています。
最近では、ジル・サンダーのコレクションでのベールが着いた帽子が印象的です。
パンクをルーツとし、アバンギャルド〜エレガンスまでこなす彼のデザインするヘッドドレスは本当に美しく、モードの世界だけにとどまらずストリートでも人気です。
わたしもPARTY用に購入します♡ ヘアアレンジの幅が広がること間違いなしですね。。。♡
カナダ出身のオルタナティヴなフォークバンド「TIMBER TIMBRE」。
このロマンティックなバラード「HOT DREAMS」は、フロントマンのTaylor Kirkのヴォーカルと後半のサックスが心地よい1曲。
ストリップ・バーのビデオ・クリップも映画のワンシーンのよう。
New staffのご紹介です。
3月から一緒に働くことになった盛山 直樹(セイヤマナオキ)です。
ANOUCHKAの一員として、これから皆さんのかっこいいスタイルづくりのお手伝いをさせていただきますので、どうぞよろしくお願いします。
DAVID BAILEY / the lady is a tramp
イギリスのファッション写真家DAVID BAILEY(デビッド・ベイリー)による妻・CHATHERINE BAILEY(キャサリン・ベイリー)を撮ったモノクロ写真集。
スウィンギング・ロンドン(60年代半ば〜71年ぐらいまで)を代表するカメラマンとして有名なデビッド・ベイリー。
黒い背景の中に、強いストロボ光で浮かび上がるアイコンたちの写真は一目で彼のものとわかります。
この「the lady is a tramp」は、元々ファッションモデルとして活躍していたキャサリンが、一人のモデルから妻になり、妊娠・出産を経験して母になるまでを撮り下ろしています。
「nudes,fashion,pregnancy,children,beauty」の5部構成になっていて、彼女の表情の変化とともに、デビッドの妻への深い愛までも感じ取れる素晴らしい1冊です。