7月25日から9月23日まで国立国際美術館で開催される展覧会”TIME OF OTHERS”。
アジア・オセアニア地域の若手アーティストの作品を中心とした展示が、東京・大阪・シンガポール・オーストラリアへと巡回していきます。
国境を越えた記憶や感覚が珍しくなくなった一方、経済的不均衡や価値観の違いによる衝突が増加している国際社会。
本展ではその中で、どのように”他人”と接し、何によって隔たれているのかを考える手がかりとなる作品が紹介されます。
今年、写真界に多大な功績を残した写真家に贈るハッセルブラッド国際写真賞を受賞したヴォルフガング・ティルマンスの展覧会”Your Body is Yours”も同時開催されます。日本の美術館では11年ぶりとなるこの個展では、日本初公開を多数含む写真と映像によるインスタレーションが発表されます。
個人的にヴォルフガング・ティルマンスの展示は、特に期待しています。 SEIYAMA
1976年公開のアメリカ映画”タクシードライバー”。
NYを舞台にした70sの代表的な映画で、当時まだ13歳のジョディ・フォスターのヘア、ファッションが衝撃的にcuteです♡ 今のトレンドにリンクしていますね。 OGURA
アヌーシュカ・ライブラリーには、ファッション、ヘアー、メイク、アートに関する多くの写真集や海外のマガジンがセレクトされています。
新しいものや、クラシックなもの、レアな本も自由にご覧になれます。
ご来店の際は、是非お気に入りの一冊を見つけてみてください。 SEIYAMA
ニューヨーク出身のフォトグラファー、ゲイリー・ウィノグランド。
1928年に生まれ、第二次世界大戦中、空軍に所属していた時に写真を始め、1952年から1969年までフリーのフォトジャーナリスト兼広告写真家として活動しました。
1960年代前半からプライベートで、ロバート・フランクの「The Americans」をヒントにしたストリートフォトを撮り始め、よりよい写真を撮る為に工夫を凝らし、ハンディタイプのカメラに広角レンズを使用するというこれまでにない試みや、カメラのフレームを傾けるなどの手法を用い、新たな視覚効果を生み出しました。
日常を撮影した作品は、映画のワンシーンのようなストーリー性を感じ、当時の空気感が伝わってきます。
高い評価を得る為で無く、「自分に興味を抱かせた物が、写真にしてみるとどのように見えるか。それが知りたくて撮影する」と語り、他人の評価を気にせず自分のしたい事を追求していく彼のこだわりを感じます。
1984年に亡くなった後、膨大な未整理のフィルムとネガが見つかり、回顧展開催まで4年もかかったことでも有名です。 SEIYAMA