沢田マンションは、1972年高知県高知市に鉄筋コンクリート建築を専門職としたことの無い夫婦によって建てられたマンションです。
大工としての経験がない夫の沢田嘉農は、図面は頭にあると言い、きちんと製図せずに工事を進めていったというから驚きです。当時の役所はそこまで厳しくなかったので実現することができましたが、今の時代では考えられませんね。
地下1階地上5階建て(一部6階)で、入居戸数約70世帯、約100人が居住しているそうです。
白を基調とした外観からはまるで素人が手作りで仕上げたとは思えないデザイン性を感じます。
増築に増築を重ねた外観から、軍艦島とともに「日本の九龍城」とも呼ばれています。一度観に行きたい建築の一つです。
『6才のボクが、大人になるまで。』、原題『BOYHOOD』が11月日本で公開されます。
ただの少年のストーリーではなく、主演のエラー・コルトレーン初めとする主要キャストを12年間に渡って撮り続けた映画です。
監督はリチャード・リンクレイター。本作はテキサスが舞台になっています。
リンクレイター監督は12年間キャストを撮り続け、リアルな成長や加齢をフィルムに記録し、物語にあるアメリカ史の移り変わりも描き、日常の何気ない光景やドラマをこの作品に注ぎ込んでいます。
今年のベルリン映画祭で上映され銀熊賞(監督賞)を受賞しています。
ドキュメンタリーのようでドキュメンタリーでない映画・・・
今まで観たことのない作品に仕上がっていること間違いないですね☆
Akatre / Zero to Five
2007年にValentin Abad、Julien Dhivert、Sébastien Riveronの3人によってパリで設立された”Akatre”。
この”Zero to Five”にはデザイン、コンテンポラリーアート、写真、映像など多彩な表現方法で活動する彼らの作品が収められています。
モダンで洗練されたタイポグラフィとグラフィックデザインは特に印象的で、その延長線上に彼らの表現は成り立っているような気がします。
すごくフランス(パリ)っぽさが感じられる、これから注目のユニットです。