アヌーシュカのサロン名の由来となっているアヌーシュカ・フィルム。
アヌーシュカ・フィルムは1964年、映画監督ジャン＝リュック・ゴダールと女優アンナ・カリーナによってフランスで設立された映画制作会社で、アヌーシュカはアンナのニックネームです。

ゴダールはフランソワ・トリュフォーやエリック・ロメールなどと並ぶ、ヌーヴェルバーグを代表する映画監督で、「勝手にしやがれ」（1959年）で長編デビュー。
この映画は即興演出、同時録音、自然光を生かすためのロケーション中心の撮影など、ヌーヴェルヴァーグ作品の特徴を持ちつつ、物語のスムーズな語りを疎外するほどの大胆な編集とそこから醸し出される独自性で高く評価されました。

その後ゴダールは、長編2作目の「小さな兵隊」(1960)の主演にアンナ・カリーナを起用。1961年に2人は結婚し、64年にアヌーシュカ・フィルムを設立します。
2人の作品は「女は女である」(1961)「女と男のいる舗道」(1962)「気狂いピエロ」(1965)「アルファヴィル」(1965)など、どれも今観てもすばらしい映画です。
残念ながら65年に2人は離婚してしまいますが、離婚後もゴダールは彼女をミューズとして起用した多くの作品を残しています。

ちなみにアンナ・カリーナはココ・シャネルがつけた芸名だと言われています。

今回はDavines”オーセンティック・ネクター”をご紹介します。

Davinesの中でも、オーガニック成分を豊富に配合してつくられているオーセンティックシリーズ。
”オーセンティック・ネクター”はシャンプーはもちろん、ボディソープとしても使用できるマルチユースが特徴です。
オイルのようなテクスチャーで、サラッとしていますがしっかり泡立ち、汚れを優しく落としてくれます。
洗い上がりは、髪は程よくまとまりのある仕上がりになり、身体はナチュラルな潤いを感じます。

香りはレモンやベルガモット、シダーウッドやローズなどのナチュラルエッセンスがバランスよく配合され、心地よいリラックス効果とともに、五感を刺激してくれるので気分も上がります。

香りだけでなく、泡立ちや洗い上がりの質感なども体感して頂けますので、お気軽にお尋ねください。

AUTHENTIC NECTAR 280ml ¥2,310

Davines（ダヴィネス）
イタリア・パルマで1983年に誕生し、環境への配慮、自然成分の使用、自由創造、倫理学に基づく考え方を大切にしたサステナビリティを掲げ、世界70カ国以上で使用されているヘアケアブランド。

パートをしっかりとったタイトなフロントスタイルが印象的な、J.W.AndersonとCARVENのNEWコレクションヘア。

J.W.Anderson(上）はバックにリアルな寝ぐせのような動きを出すことで、タイトで艶のあるフロントとの対比が美しいです。
CARVEN（下）はパートのラインを奥までとり、少しドライな質感とバックにかけてのボリューム感が計算されたヘアがとてもクール！

おでこを出した男性的なスタイルは、今回のコレクションでも多く見られました。

Paolo Roversi:Secrets

Fotografiska美術館で2013年10月に行われたパオロ・ロベルシの展覧会の際リリースされた作品集。
パオロ・ロベルシは1947年イタリアに生まれ、20歳の時にポートレート写真家としてデビュー。
1973年パリに移住し、1980年には8×10のポラロイドフィルムを使用しはじめ、ロベルシのスタイルが確立されていきました。
以来クリスチャン・ディオール、クロード・モンタナ、イブ・サンローラン、コムデ・ギャルソン、ヴァレンティノなどの広告写真、マリー・クレール、ヴォーグ、エルなどの世界各国のファッション雑誌でも活躍中です。
その古い絵画のような詩的なポラロイド作品は、多くの写真家に影響を与えています。

先日行われていたメンズ・ファッションウィークから、気になるヘアースタイルをピックアップ。

3.1 Phillip Lim (上）のヘアーは、ゆるくウェーブさせたショートヘアーを、少しラフに仕上げたオールバック風スタイル。
Burberry Prorsum（下）はストレートヘアーを、無造作にスタイリングしたオールバック。
どちらもスクエアなシルエットが男らしさを感じさせます！