ANOUCHKAJOURNAL

DIOR AND I

ディオール・オートクチュールの舞台裏を描いた『DIOR AND I』(邦題「ディオールと私」)が来月公開されます。
2012年新しく就任したデザイナー、ラフ・シモンズが初めて手掛けるオートクチュールを就任から発表まで8週間に密着したドキュメンタリー。
ラフ・シモンズとディオールの職人達がどんなプロセスで、あの美しい作品を形作っていくのか、とても興味があります。
公開は3/14〜。

http://dior-and-i.com

シャネルのオートクチュールの舞台裏を描いた「サイン・シャネル カール・ラガーフェルドのアトリエ」と比べて観るのもいいのではないでしょうか。

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Viktor&Rolf Spring 2015 Couture

Viktor&Rolfのクチュールコレクションは、ヴァン・ゴッホの絵画がインスピレーション。
彼らにしか表現できない世界観に圧倒されます。
ヘッドピースはゴッホの最晩年の作品「カラスのいる麦畑」へのオマージでしょうか。

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Runway Hairstyle Spring 2015 Couture

Chanel Spring 2015 Couture
ボサッとしたドライな質感、バックのルーズな三つ編みがキュートなシャネルのヘアー。
前から見るとダウンスタイルに見えるよう、バックは低い位置で編み込むのがポイントです。黒のヘアーネットが効いてます。

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Runway Hairstyle Spring 2015 Couture

Christian Dior Couture
ヘアアクセを使ったモダンで革新的なヘアー。
トップを高く、後頭部をフラットにしたバランス、毛流れの美しさ、シンメトリーなヘアアクセとのつなぎ目、エクステンションのほどよいボリューム感、どこから観ても美しい!(HAIR/GUIDO PALAU)

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Tom Waits – Jockey Full Of Bourbon(Down By Law)

オープニングのトム・ウェイツの曲『Jockey Full of Bourbon』、そして街並みを捉える流れるような映像。
ジム・ジャームッシュ監督の1986年のセンス溢れる傑作「Down By Law」。

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Adieu au Langage

ジャン・リュック・ゴダール監督の最新作「さらば、愛の言葉よ」(Adieu au Langage)がまもなく公開されます。
ゴダールによる初の3D長編作品は、これまでの3D撮影のルールを脱構築し、フランスの映画批評家は「ノーベル賞」級の成果だと讃えています。
古典的な映画製作の方法を破壊しつつ再創造した「勝手にしやがれ」(1960)から半世紀、今回の作品がどんな衝撃を与えてくれるのか楽しみです。

http://godard3d.com

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Photo Diary 

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DAZAI

写真家・森山大道の太宰治へのオマージュとなる写真展「DAZAI」が、東京・神宮前のアートスペース“AM”にて開催中です。
青春期に太宰作品に多大な影響を受けたという森山大道。この展覧会では、太宰へのオマージュとしてセレクトした、1970年代から現在までのモノクローム作品約50点が展示されます。

「太宰の小説は、僕が、嗅覚や視覚を通して感知し記憶した戦後のイメージと、ぴたり符合する」(森山大道)。

ぜひ訪れたい展覧会です。
http://am-project.jp/

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Room 606 at the Radisson SAS Hotel by Arne Jacobsen

世界で最も予約を取りにくいデザイナーズルームのひとつSASロイヤルホテル606号室。

コペンハーゲンにある「SASロイヤルホテル(現ラディソンブルーロイヤルホテル)」は、デンマークを代表する建築家、デザイナーのアルネ・ヤコブセンが、建築からインテリアまですべてを手掛けたホテルです(1960年)。
家具デザイナーのイメージが強いヤコブセンですが、デンマークでは建築家として認識されており、彼の哲学、美意識が最も凝縮されたプロジェクトがこのホテルといわれています。
そんなヤコブセンの細部にわたる美意識を感じられるのが、創業当時のインテリアを唯一保っている「606号室」。

ブルーグリーンをベースにしたこの部屋は、僕たちがイメージするコペンハーゲンのイメージそのものでは?
一度は訪れてみたいホテルです。

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Gordon Matta-Clark

60-70年代NYソーホーの最初のアーティストの1人、ゴードン・マッタ=クラーク(1943−78)。
建築出身のコンセプチュアル・アーティストである彼の作品は、遺棄された建築物をチェーンソーで断裁する斬新なパフォーマンスで知られています。

マッタ-クラークが生きた70年代ニューヨークは不況の時代で、町なかは都市計画半ばで打ち捨てられたビルディングで溢れていたそうです。
彼の建築物の切断・分断という行為は、一見破壊的でありながら、空間の発見、コミュニティー建築としてのビルや空間の再生・再利用といった創造的な行為で、ミニマリズムに続く次の世代に大きな影響を与えました。

また友人と協力し荒廃していたソーホーに「FOOD」という名のレストランをオープン。
FOODは1つのアートプロジェクトとして、内装、料理、経営などすべてを自分たちで行い、約60人ものアーティスト達が様々な形で参加したといいます。

マッタ-クラークの作品は、その後取り壊され現存するものがありませんが、写真からでも作品のインパクト、メッセージを感じ取ることができます。

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