ANOUCHKAJOURNAL

Harpers Bazaar US April 1965

1965年4月号のUS版「ハーパーズ・バザー」のカバー。
モデルのジーン・シュリンプトンの顔をピンクの紙で縁取ったという、バザーの歴史においてもエポックメイキングな表紙です。
撮影はリチャード・アヴェドン。
当初はジーン・シュリンプトンに帽子をかぶせたビジュアルだったそうですが、アヴェドンが仕上がりをひどく嫌ったため、当時のアートディレクターを務めていたルース・アンセルが締め切り直前にこのピンクの紙(帽子を隠すためにその場しのぎでつくった)をコラージュ。
しかし、これはのちにバザーを象徴するカバーになりました。
ちなみに、右目に貼られたシールは特殊加工で、見る角度によってウィンクしているように見えるそう。

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